このホームページでは思いついたままにたくさんの記事を書いてきました。今では500を超える数になり、必要な情報を取り出すのに苦労するほどになっています。それで最近いくつかの項目に分けて、まとめのページを作っています。ここでは発声の常識について、特に疑わしいものや間違って捉えやすいものをまとめていきます。随時加筆していきますので、時折見ていただければと思います。
発声に対して良いとか悪いとかされる常識のようなものがあります。このようなものは長い歴史の中で洗練されて残ってきたものでとても有効なものもあるし、長年信じられてきたものの全く効果が無かったり、場合によっては邪魔をするものもあります。ここでは疑わしいか間違って解釈されてしまいそうな常識を集めてみます。
歌に限らず脱力は良いことで力を入れるのは良くないといった意見をよく目にします。本当は必要なところには力を入れるし、そうでないところには入れない。ということが正解であるはずです。簡単なことではありますが、意外と脱力の方にバイアスがかかりやすいのが現状です。
余談ですが、このホームページを見やすくするために、それぞれのページの要約を冒頭に入れられないかとChat-GPTを使ったことがありましたが、役に立たず、見送りました。その要約は本文の内容を引用し、~することによって脱力が出来、安定した声になるでしょう。といった締めくくり方でした。そのページのみならず、他でも脱力が大切だとは全く書いたことがないので、とても変なことですが、AIは純粋に要約をしてくれると言うことでは無い事と、脱力はそのくらい常識になっているのだと感じました。
共鳴に関してはまとめのページを作りましたので、そちらを見てください。
口の開け方に関しても意見は偏っているように思います。まずは大きく開けた方が良いと言うこと、次は縦に開けた方が良いと言うこと。どちらも疑わしいのでこのことについて。
「明るい声ですね。」もしくは「暗い声ですね。」と言われたときに、明るい方が良いように思ってしまうことは無いですか?その他のことについても明るいは良くて暗いは悪いという印象は無いでしょうか?すべてにおいてこのように思われすぎているように思います。良し悪しと関係ない音の明るさと、良い声の条件になる声の明るさの話です。
音を遠くまで飛ばしたいとは誰もが思うことだと思います。そしてそのために息をたくさん吐こうとすることは無いでしょうか?息の量と音が遠くに届くのは関係が無いという話です。
良くない発声だと喉が疲れるし、喉を壊しやすい。逆に良い発声だと疲れないし、喉を痛めることは無い。と考えることもあると思います。当然このようなことはありますし、喉を壊さないためにも良い発声を目指す必要はあります。ただこうなると練習が上手くいっているかどうかの判断に疲れるかどうかが入ってきます。
のど仏は喉頭とか甲状軟骨と言われたりしますが、すべてほぼ同じものを指します。そしてのど仏は下げられた方が良いとよく言われますが、これは正しくありません。のど仏(甲状軟骨)が輪状軟骨に近づく方向に少し傾くことが声帯の伸展(喉を開ける)ために必要なところから、のど仏を下げる方が良いと言われますが、この傾きは見た目でも触ってみても分かりません。
近々加筆します。
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