頭声の練習です。Uの母音を使って第3線のBの音を頭頂に向かって出してみます。この時真上ではなく、少し斜め後ろに感じるようにします。頭頂に音が溜 まっていくように感じられます。また頭声を作る時に軟口蓋を引き上げて、といった表現をされますが、この練習をするとその感覚がつかみやすいと思います。
一番柔らかい、ファルセットに近い頭声の練習です。
さらに音を上げていきます。BdurでB,C,Dと2度ずつ音を上げていくと、さらに音のポジションも上がっていくように 感じられます。このように、音の天井をピッチが上がるにつれてどんどん高く準備していく感覚が分かると、頭声を使うということがはっきりとしていきます。
喉を開く練習ではUの母音が有効です。大きな声にはなりませんが、よく響いた音になります。
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