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音程2~音取り 3

音取り、音程

 曲が分かり、最後まで歌えるようになっても、音程に関して不安定なときはあります。一歩進んだ音程の練習について書いていきます。前述のように少し遅く歌ったり長くのばしたりして、のびている音の中で音程を確認することが基本ですが、他の見方を考えてみます。

前の音との関係

 音程のとらえ方を3つの方向で考えてみます。まずはほとんどこの方向から始まると思いますが、前の音との音程関係で次の音の音程をとっていきます。
 楽譜は縦軸が音程、横軸が時間を表すグラフのようなものですが、どの軸も均等に表していないところに難しさが出てきます。まずは横の時間軸。音符の少ない小節は短くなり、音符が多い小節は同じ長さのはずなのに長くなります。これにより、楽譜をコンパクトに書けるので、譜めくりが少なくて済む等の良さがありますが、楽譜の長さと時間は一致しません。 
 では高さはどうかというと、これも均等ではありません。上が高く下が低いことに間違いは無いのですが、調号が無い状態で考えると、ミとファ、シとドの間だけ短2度(半音1つ分)、それ以外は長2度(半音2つ分)です。特に声楽では前の音との関係は2度が一番多いのですが、どこが短2度かを把握できれば音程は随分良くなります。苦手なフレーズでは短2度の部分だけ印をつけてみるのもありだと思います。 

和音を感じる

 2つめは和音の中から音を取ることです。伴奏が和音の音を中心に演奏されるときに有効です。伴奏から和音の構成音が分かるようであれば、歌うフレーズのどの音が和音の中の音で、どの音が和音の音ではないのかをはっきりさせて、和音の音は和音に溶けるように、次が大事なのですが、和音にない音の場合はしっかりと違和感のあるぶつかった音を出すことです。ぶつかる音を避けようと、逃げる方向で音程を取ってしまうケースは結構多いです。

音の記憶

 最後は音の記憶です。絶対音感ではなく、ほんの少し前に同じ音があればその音を意識して記憶に残しておき、同じ音程を出していきます。同じ音の繰り返しは結構多く、他に不安定な音程があったとしても、同じ音が安定して聞こえ続けると、良い音程で歌っているように聞こえてきます。

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