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なぜ発声といえば呼吸の話になるのか?1

【まとめ】発声のための呼吸法
呼吸法に関するまとめ記事を作ってみました。
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発声と呼吸

発声といえば呼吸法の話になる事も多いのですが、

声帯の振動で声は作られるはずなのに、

なぜそうなるのか考えてみます。

とても重要なことの一つですが、呼吸は目的ではなく

声帯を自在に振動させるために手助けをしてくれる範囲において大切なのであって、

声帯の動きに関係ない呼吸法などは発声にとって意味がありません。

呼吸筋と声帯の関係は、呼吸法のページに書いていますので、参考にしてください。

意識しようがしなかろうが呼吸筋は絶対に発声に関与してきます。

それでも特別視される理由を考えてみます。

表情と横隔膜

表情のある音には横隔膜の働きが大きく関係しています。

大笑いする時にも、泣きじゃくる時にも横隔膜が強く反応する経験は誰にでもあると思います。

感情の変化を感じるのは絶対に脳なのですが、それが体に変化をもたらします。

例えば心臓の鼓動が速くなったりもします。

愛と言えばハートですが、どう考えても心臓の形だと思われます。

心臓が愛を感じているのではなく、脳なのですが、

反応を感じるのが心臓なのでしょう。

同じように横隔膜も感情に合わせてとても敏感に反応します。

感情による呼吸の変化が横隔膜に影響を与えているのかもしれませんが、

とにかく横隔膜は感情に対して敏感に反応します。

横隔膜に表情を感じようとするのも良い横隔膜の練習になります。

強ければ良いわけではない

発声は進歩しているのに、表情が足りないと感じることもあるかもしれません。

発声が良くなっているという事は横隔膜もよく使えているはずです。

音楽の表情が横隔膜にしっかりとは伝わっていないのでしょう。

横隔膜は力強く動いていれば良いという事ではないのです。

音楽の変化や詩の内容をしっかり横隔膜に伝えられて初めて表現になります。

詩の内容を感じながら歌っているのに、表情が足りないと言われてしまったり、

逆に詩の内容を全く理解していないのに、とても表情があって良いと言われることもあります。

これは横隔膜が表情に合わせて反応しているかしていないかによるところが大きいです。

詩を理解していなくても、音楽には表情がありますので、

それを横隔膜に伝えられていれば、表現しているように伝わっていきます。

詩もちゃんと理解しようとしなければそのうちボロが出ますので、

是非その先の勉強を続けてください。

詩や音楽を考えているのに表情がないと云われてしまう人は、

頭では理解しているのに、それが横隔膜に伝わってこないだけですので、

頭で理解したものを体が反応するまでさらに深く感じていけると良いですね。

共感

これが上手くいくためには共感することがとても大切になります。

内容によっては共感しやすいものもしにくいものもあると思います。

例えば失恋の歌があるとします。こんなにネチネチと失恋を引きずらずに、

早く忘れて新しい恋を見つけた方が良いと思うかもしれません。

もちろんその方が器用な生き方なのでしょう。

しかし、そこからは音楽は生まれてきません。

この不器用に生きてしまう人の心を体験しようとすることが必要です。

その背後には小さな失恋の苦しみから始まり、不条理な現実の歪みから、

あってはいけない不幸や苦しみを背負って生きている人の深い痛みを同時に感じられるのではないかと思います。

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久米音楽工房では、

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