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音域~レッスンで 11

体験レッスンでの発声

 体験レッスンでは最初に簡単な発声をします。五線の第2線のソの音あたりから始めます。慣れていないと最初の音が正しく出せないこともありますが、一緒に声を出しながら誘導していくと、皆さんすぐ正しい音程にたどり着きます。「ア」などの母音で3度音程の発声(ドレミドのような音形)で今出せる音域を見ていきます。

音域

 声種によって音域は変わりますが、通常は五線の下のソから五線の上のソの2オクターブの音域を基準に見ていきます。最低音は低い声の方はさらに低い音、下のド付近まででることもあり、高い声の人はソの音は出ず、ラくらいだったりもします。最高音は個人差が大きく、高い声が得意な方は加線を2本付けたド(ハイC)まで楽に出せることもあるし、第3間のドあたりで苦しくなってしまうこともあります。

 下のソから上のソまでの2オクターブが出せると、よく使われるイタリア歌曲集の中声用でしたら、ほとんどすべて歌えます。高い方が上手く出ないようだと、低声用の楽譜を使います。音域を広げることも大切ですが、その人の声にあった調に変えて歌うことで、最初から曲を歌うことが可能です。

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