冷たいもの、辛いもの、お酒等喉に悪いって本当?~発声のしくみ21

 喉に悪いと言われているものがいくつか考えられますが、本当でしょうか?よく聞くものは冷たいもの、逆に熱いもの、辛いもの、お酒等が挙げられると思いますが、基本的にはあまり気にすることはありません。まずそれぞれの成分が直接声帯に達することはありません。

 声帯は血行の良い状態でいたいのですが、冷たいものを飲んだからと言って急に血行が悪くなったりしません。しかし、練習のはじめに喉が重いと感じたら、冷たいものよりも暖かいものを飲んだ方が良いでしょう。練習の合間はもう充分に血行が良くなっていますので、何でも好きなものを飲んで構いません。

 辛いものも何の問題もありませんが、むせてしまうほどの辛いものを食べると、咳で声帯を傷つけていきますので、そうならないように注意をすれば済むことです。

 お酒も問題ありません。しかし、飲んだ翌日に声が重くなり歌えないと感じることもあると思います。色々と考えられますが、遅くまで飲んでいた場合は睡眠不足で声帯が疲労していること、また飲み会の場所はうるさいことが多く、飲むことより大声で長時間話すことが声帯にとっては問題があります。お酒ではなく寝不足としゃべりすぎです。さらにたとえあまりしゃべらなくても、うるさい場所にいるだけで声帯は反応しますので、やはり声帯疲労が起こります。

 最後にたばこですが、これは成分が直接声帯に触れます。やめられるようであればやめた方が良いでしょう。どうしても難しい人は声帯に関しては他の人に比べてダメージを受けやすくなっていますので、適度なスポーツをするなど体を健康に保つ工夫をした方が良いでしょう。

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