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拍子が必要な理由

自然の音と音楽

自然の音と音楽とでは大きな違いがあります。音楽の方が美しく、感動的だということもあるでしょうが、自然の音でとても美しいものもあります。1人公園のベンチに座って聞く葉擦れの音や、川のせせらぎの音などとても美しいと感じることも多いかと思います。しかし自然の音には拍子と調性がありません。これが決定的に自然の音が音楽にならない理由だと思います。逆に拍子と調性が必要なければ自然の音も十分に音楽です。

各小節のはじめにアクセント

ここでは拍子について考えてみます。拍子が成立するためには各小節の1拍目、つまり小節線のあとに必ずアクセントが必要になります。これが規則的に繰り返されることにより、聴いている人は次のアクセントがいつなのかが予測できます。アクセントが予測できるということは安心感につながります。そしてこの安心感は心地よさにつながっていきます。音楽は楽しいものだけではなく、悲しいものや苦しいものも表現しますが、それでも拍子が繰り返されることにより、心地よさが感じられます。悲しい音楽で心地良いとは何だろうと思われるかもしれませんが、音楽でも演劇でも小説でも悲しいものを疑似体験していくことはとても心地良いことになります。どのような内容であっても優れた演奏は心地良いものですので、心地良いように拍子のアクセントを体験していってください。