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右脳と左脳 音楽について 15

脳の使われる場所

 脳のことに関しては全然知識が無いので、こういう表現が正しいのかどうかよく分かりませんが、左脳論理的な思考で良く働き、右脳は感覚的な時に良く動くといわれたりするようです。真偽は分かりません。詳しい方がいらっしゃったら教えていただきたいのですが・・・。

 右脳左脳かどうかは分かりませんが、音楽を言葉で考えているときと、音で考えているときでは、脳の使われ方に違いがあるのではないかと思っています。レッスンでは基本的には言葉で指示され、自分で練習するときにも言葉で考えて自分に指令していきます。 

音楽を感じる脳の部分と言葉を理解する部分

 頭が言葉で支配されてしまうと、耳が音そのものをとらえなくなり、音の中の、言葉で考えようとした要素のみをとらえようとします。例えば2小節目の頭にアクセントを付けようとしたとします。するとその場所にアクセントを付けることが優先されて、それが音楽的であるかどうかは耳が判断をしなくなってしまいます。

 言葉で2小節目の頭にアクセントを付けようと思ったら、音を感じる頭に切り換えて、どのようなアクセントを付けるかの想像をし、また、アクセント以外の要素も含め、音全体をとらえ、それが音楽としての心地よさがあるのかを判断できると、工夫すればするほど音楽は生き生きとし、心地よくなっていくのではないでしょうか。
 右脳か左脳かと言うことは分かりませんが、私自身は脳の使い方が変わるような気がします。
 また、まだ音楽が自分にとって遠かった頃、しばらくCDで好きな音楽を聴いたり、想像したりすることによって、いつもより音楽が自分に近づいた感じがしたことを良く覚えています。今は通常でも頭が音楽になってしまっている気もします。

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