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ソプラノの胸声~高い音が出せるようになってきたら、胸声の練習も必要

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ソプラノの声区

声区は3つに分けるのが一般的ですので、

そのように分けるとソプラノの場合低い方から、

五線の下のD(レ)位までを胸声区

そのまま上がって五線の上のE(ミ)位までを中声区さらにその上を頭声区と分類します。

しかし個人差がありますし、

どのくらいの重さの声で歌うかによっても変わりますので、とりあえずの目安です。

しかしこのように分類するとソプラノのほとんどの音域は中声以上なので、

胸声はあまり必要無いようにも思えます。

個人差はありますが、声楽の専攻生の場合、

1年生の頃から胸声の指示を受けることはあまり多くはありません。

順調に進んだ場合3~4年生になると胸声の指摘は結構増えてきます。

ソプラノにとって胸声の練習は必要なのでしょうか?

そのためには声区とは何か?をはっきりさせなければなりません。

音の高さは声帯の張力と触れ合っている部分の面積(厚さ)で決まります。

低い音を出すときは声帯を厚く触れ合わせなければなりません。

そのまま声帯を引っ張って音を高くしていくとそのままでは苦しくなって限界がきます。

そこで触れ合っている部分を少し少なくします。

ここで中声になります。

さらに上げていくと、また苦しくなってきます。

ここで一番薄く触れ合う声帯に切り替えます。

ここからが頭声です。

この状態で出せる最高音がその人の最高音になります。

そしてこの切り替えがほとんど分からないようにスムーズに行われるのが、

発声においての一つの目標にもなります。

音域や音量の幅が少ないときにもこのように声区がつながったように感じることもありますが、

これはまだ発展途中の状態です。

おそらく頭声か胸声のどちらか、もしくは両方が開発されていない状態です。

ソプラノの胸声は必要か?

さてソプラノにとって胸声の練習は必要かと言うことですが、

これは絶対に必要です。

高い音を出すためには声帯の薄く引き伸ばすことが必要ですが、

これだけだと薄い音にしかなりません。

最初は薄い音で最高音の練習をした方が良いですが、

その後もっと力強い高音も出したいので、

その段階で少しだけ厚く閉じた声帯にさらに張力を加えて高音を出していきます。

つまり頭声に胸声の要素を加えると言うことです。

すべて音楽的な音には頭声と胸声の両方の要素がバランスよく使われる必要があります。

胸声をあまり練習しないでいると、

軽い華やかな音が出たとしても、音色の幅の少ない、

表現力の弱い音楽になってしまう傾向があります。

練習の順序

といっても通常の場合最初は頭声から練習した方が良いです。

ある程度頭声が出せるようになってから、

少しずつ胸声の練習をすると良いかと思います。

ただし中間域も出せないか、

貧弱になってしまっている場合は早くに胸声の練習を始めることをおすすめします。

胸声の練習法

具体的な練習方法は書き言葉では表現しきれないのですが、

まずは出してみることから始めます。

出てきたら伸展筋も働かせ、安定した音作りをします。

その後中声区と行き来させることにより、一貫した音色を作っていきます。

注意点があって、慣れない声区の練習は最初は短時間でやめるようにします。

良い練習が出来たとしても慣れない音を出すと声帯の疲労が激しくなります。

数分の練習から始めてしこしずつ長くしていきます。

また他の声区に影響が出てくるようになったら、一度やめて、

しばらくしてからまた始めるようにした方が良いです。

慎重に進めていく必要があります。


ソプラノの音域では胸声区は少しですので、

急いで練習する必要はありません。

しかし、練習が進んできたら重要な練習になります。

当然低い音が使えるようにもなりますが、

最高音が広がったり、

声全体の音色も変わってくることもあります。

興味のある方はレッスンで。

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