cantabile(カンタービレ)という言葉は楽譜上で時々見かけるだけではなく、
練習の時にも「もっとカンタービレで」等といわれることもあります。
似たような言葉にエスプレッシーヴォ(espressivo)もよく使われますが、
ほぼ同じ意味です。
cantabileはcantare(歌う)から来ており、
そのまま「歌うように」ということ。
espressivoの語源はes外に、press押し出す、というところでしょうから、
心の中にあるものを表出させるということだと思います。
元々の言葉の違いはありますが、
同じものだと考えて良いように思います。

あまり表情が感じられない時や、
もっと強く表情を出す必要のある時にこれらの言葉は使われます。
エスプレッシーヴォは言葉のままですが、
なぜ歌うように(cantabile)がこのような意味で使われているのかを考えてみます。
ヴァイオリンだってとても表情深いのに、
ヴァイオリンのようにといった言葉は使われません。

色々と考えられると思いますが、
とりわけ音を出すことや変化させることの大変さから来るのだと考えられます。
例えば1オクターブの跳躍があるとします。
ピアノやヴァイオリンは正しい位置に指の準備ができれば低い音も高い音も同じように演奏できます。
しかし、声の場合1オクターブ違うのは大変なことです。
体や喉の準備をしっかりとしなければなりません。
とりわけ高い音は大変なのです。
音の変化の大変さをしっかり感じながら演奏しようというのが、
カンタービレが使われる大きな一つの理由だと思います。

久米音楽工房では、
川崎で声楽、発声の個人レッスンを行っています。
田園都市線宮崎台駅
(渋谷から約25分、二子玉川から約10分)すぐの自宅です。
高い声が出ない、声量がない、
歌っていると苦しくなる、
音揺れがひどい等、発声でお困りの方。
もっと音楽を知りたい、楽しみたい、
色々な歌を歌ってみたい方。
初心者、経験のある方、
専門的な勉強をしたい方。
無料の体験レッスンも行っていますので、
下記のフォームよりお気軽にご連絡ください。
カテゴリー一覧
久米音楽工房|声楽・発声・ピアノの個人レッスン(川崎)
