今日は横隔膜の使い方のレッスンです。横隔膜が全然使われていないということはあり得ませんが、収縮が弱かったり、広がりが少なかったり、堅くなってしまっていたり、使おうとするあまり、正反対の動きをしていたり様々です。

まずは場所と基本的な横隔膜の動きを発見していきます。色々な方法を使いますが、今回は割と強い横隔膜を持った方なので、いきなり音と結びつけてみました。
みぞおちの付近に指を1本あてて、「アッ」と短く発音してもらいます。鋭く指を押し返す動きを感じられ、強く音を出すと強く押し返し、弱く出すと弱く押し返すのが自覚できました。

横隔膜の位置と運動の様子、また運動の強さと音のつながりが見えてきました。短い音でこれらのつながりが見えてきたら、徐々に長い音に変えていきます。中間域の音をロングトーンしてもらい、突然4度上の音に上がりすぐに戻します。このとき上がった音にアクセントを付けると、先ほどと同じように瞬間的に横隔膜の収縮が起こり、それと連動した音のアクセントを感じられてきます。

これが分かるようになってきたら、アクセントの音を少し長くしていきます。少し難しかったので今日はここまでです。
慣れてきたらアクセントを長くしていき、さらに4度の跳躍も無くし、いきなりアクセントから入る練習をしていくと常に横隔膜と結びついた音が出てきます。結びつきが見えると呼吸に関しての迷いは無くなってきます。
- 横隔膜の練習を短い音から始めるのはなぜですか?
- お腹には割と簡単に力を入れられますが、喉と連動しているかどうかが難しいところです。素早い筋肉の動きは無駄なく正しい動きをすることが多いので、まずは短い音でお腹の筋肉と喉の筋肉の連動を見つける方が間違いが少なくなります。色々な先生の練習でも形は違っても短い音から練習を始めるほうが圧倒的に多いと感じます。
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