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言語 1

 声楽家にとって言語の問題はなかなか大変なものです。日本人でありながら当然のようにイタリア語、ドイツ語、フランス語等色々な言語の歌を母国語であるかのように歌っていますが、色々な苦労をした結果です。歌が上手いからといって言語能力が普通の人以上にあるわけではなく、それなりのことをやってきているわけです。

 以前フィリピンの人と話をしていたときに、フィリピンでは英語を話せる人がとても多いと言うことを聞きました。小さいときから英語の授業があるだけではなく、数学などいくつかの科目は最初から英語で授業が行われているそうです。理由は単純で、フィリピンでは母国語としてタガログ語を使うらしいのですが、学問で使う用語がほとんどタガログ語に翻訳されておらず、英語で最初から勉強する必要があると言うことでした。日本では西洋の学問が急激に入ってきたときに、もすごい労力をかけて日本語に翻訳していったために、外国語の習得なしに、非常に高度な専門的な勉強をすることが出来ました。このおかげで日本は急速に発展していきますが、もちろん島国という理由も含めて、外国語に関してはなかなか上達しないということになってしまったようです。 

 声楽家にとっては意味以上に発音が大切になります。もちろん意味も大切ですが、まずは発音です。学生の頃はNHKのラジオ講座やCD付きの語学の本を使っていました。ただし、今はインターネット等のおかげで、外国語も身近になりました。このサイトでも歌のための語学勉強に役立つものを色々紹介しようと思います。

 新しい言語を始めるときは、是非1冊CD付きの基礎的な本を買うことをおすすめします。文法や意味はいったん無視して、スペルと発音の関係だけに集中します。その中でも母音をまず攻略していきます。aはア、eはエ、iはイ、oはオ、uはウと発音することが多いですが、言語によって少し違いますので、違いをしっかりと把握してください。母音がはっきり把握できたところで子音に集中します。上手く勉強できると数日で、ある程度スペルと発音が結びついてくると思います。
 最初は大変ですが、スペルと発音の関係がしっかりすると後々便利ですので、ここは妥協せず、しっかりと身につけていってください。
 海外旅行に行くときにも、地名やお店の名前、通りの名前などすぐ読めるようになりますので、便利ですよ。

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