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“あがり”克服法第1弾

 発表会やコンクールであがるというのは誰しも経験する事ですね。
一にも二にも練習有るのみというのは王道の答えですが、その上でどの様な工夫がこらせるか、を考えていきましょう。
 よく言われるのがイメージトレーニングです。やはりこれは大切でしょう。
脳は突然のハプニングに動揺するもの。前以て少しずつ行っていき、本番に向けてより良い緊張感を持てるようにしていきましょう。ステージ脇で待つ時、ス テージに出る時、自分はどの様な状態でいるのか、どの様な演奏をするのか、などをまずザックリとイメージしていきましょう。
 本番近くなったらさらに明瞭にイメージしていきます。
具体的にステージ脇やホールの様子を知っているならそれをはっきりと頭に描き(知らない場合は雰囲気で想像しておきましょう)、曲に関しても出だしから中盤辺りまではどう弾くのか細かくイメージしておくと良いでしょう。

 そしてよく言われるのがあまりに完璧な状態をイメージしないという事。それを目指すと萎縮し易く、万が一ミスが出た時にパニックに陥る危険が有るからです。自分の目指したい事と、たとえミスをしてもこうなるとベターだと思える事を併せてイメージしておきましょう。

 そして良い演奏が出来たらどの様なご褒美が有るのかをイメージするのも良いそうです。聴いて下さった方が喜んでくれた、自ら満足でき幸せな気持ちになっ た、など何でも良いでしょう。小さなお子さんなら終わったらテーマパークで楽しく遊べる、など親御さんがお話しされても良いですね。
脳はご褒美が欲しいもの。ストイックな方には効果が薄いかもしれませんし、優勝するなどの限定的なイメージはお勧めしませんが、嬉しいご褒美を想像して脳をリラックスさせてみましょう。
 イメージトレーニングの他に私が効果が有ると思うのが、呼吸法です。

…続く

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