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ある日の声楽のレッスン




子音を前に出す

 初めて数ヶ月の方のレッスンです。基本的な発声も音取りも随分慣れていらっしゃったところです。だんだんと細かい練習に入っていきます。ピアノ伴奏と歌のタイミングを合わせる練習の一つですが、歌は歌詞があるために音の始まりがピアノのようにはっきりしません。音節(単語を子音と母音の組み合わせにより細かく分けたもの)ごとに音符が付きますが、音節には子音と母音があり、どこで合わせるかをはっきりさせる必要があります。






 今日はSento nel coreのレッスンです。最初の音節はSenほんの少しですが、sとeとnの発音されるタイミングは違います。どこでピアノの音と合わせるかを考える必要があります。この場合eで合わせます。母音で合わせるということです。このことを母音で合わせる以外に子音を前に出して、と言われることもあります。もしかするとしつこくこの指示を出されてしまっている方も多いのでは無いかと思います。






 声楽の発音(子音)でも書きましたが、このことが必要なのは、長く発音できる子音のみです。長く発音できない子音で遅れて感じられるときは、子音の処理の問題では無く、別の問題です。
 さてスタートです。最初のフレーズSento nel coreではSeとneとreの3カ所です。予備練習として、子音を長く発音できる必要がありますので練習します。無声子音のSだけ長く出します。少し難しいので何回か繰り返して練習します。慣れてきたらSeをいつも以上にSを長く発音してみます。そして、次はSよりもeをやや強く感じて、さらにeに変わる瞬間に手をたたいてもらいます。
 次はneです。同じように子音だけ長く、neのeになった瞬間に手をたたきます。そしてreという風に練習していきます。ここまでできたら最初のフレーズを歌ってみます。母音をやや強く、そしてピアノとは常に母音で合わせることを考えます。また長くない子音は無視します。発声の善し悪しもここでは無視して、タイミングがピアノと合うかどうかのみ判断していきます。もう少し丁寧に練習できるときは、有声子音が次の音程で出せるような練習もします。中声用の楽譜ではnの音だけをDes(レ♭)でといった風です。





 私自身はこのようなレッスンを受けたことはありません。おそらく早い時期に自然にできたのだと思います。できている人にとっては必要ない練習ですが、何度も言われ続けている人は一度しっかり練習できるといいですね。集中して練習できると数日でクリアできるし、そうで無くても1ヶ月もかからない練習です。これが上手くいかないだけで何年間も遅いといわれ続けるのは残念です。
 






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