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音楽的な音かどうか

 前回までに音楽家にとって一番大切なのは耳だという事について色々と考えてきました。まずは耳を育てるそして多声部を聴くこと(多声部を聞き分ける)さらに単旋律を聴くこと(音の性質を聞き分ける)と進めてきました。これですべてです。この結果音楽的な音なのかそうで無いのかが分かるようになるのですが、これに繋がらなければ音楽家の耳としては意味がありません。





 ここでさらに新しい訓練が必要なわけではありません。音楽の色々な要素が聞き取れる耳が育ったら、そのまま音楽家の耳になります。声楽曲の場合、歌詞もあるし、音楽の構造等も含めて表現につながりますので、さらに深く音楽を見ていく必要がありますが、この耳ができてくると、音楽の緊張感の移り変わりや、和音の性格の変化、さらにその中の一つ一つの音の役割が分かります。これこそが音楽的な音の正体です。優れた音楽家はこれを的確に聞き分けます。  





 音取りが済んだら、歌詞を考えて曲の雰囲気や内容を考える、そしてそれを基に音楽を作り上げていくといった練習をしている方も多いことだと思います。逆の発想もあって、音楽を徹底的に観察して、そこにある音楽的な雰囲気を最初に感じてみる。それと歌詞の内容を比較してみるといった見方も面白いと思います。優れた作品ほど音楽と詩の結びつきの深さに気づくと思います。さらに、詩では語られていない、言葉の背後にあるものも音楽に表現されていることが多々あります。
 

  

 少なからず誰でも起こることですが、音の聞き方に偏りが多くありすぎると、音の判断に偏見のようなものが発生します。特に指導者や審査員にこの偏りが大きくあると、結果にゆがみが多く出てきます。発声もトレーニングが大切なように、耳を育てることもとても大切です。

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